Excel分析ツールの導入方法|無料で統計解析を始める手順【初心者向け】

Excel分析ツールを有効化して統計解析を始めるイメージ

はじめに

業務改善や品質評価の場面で、「データはあるけど判断に自信が持てない…」と感じたことはありませんか?

平均値やばらつきの確認など、基本的な統計解析は Microsoft Excel でも実施できます。Excelを利用できる環境であれば、標準の「分析ツール」を追加料金なしで有効化できます。

本記事では、Excel初心者の方でも迷わず設定できるように、分析ツールの導入方法を画面付きで分かりやすく解説します。

「まずはExcelで統計を使ってみたい」という方は、この設定から始めてみてください。

この記事のポイント

・Excelを利用できる環境なら、分析ツールは追加料金なしで有効化できます。

・Windows版Excelのオプションから数分で設定できます。

・有効化後は基本統計量、ヒストグラム、t検定、分散分析、回帰分析などを利用できます。

Excel分析ツールでできること

分析ツールを有効化すると、次の分析機能を利用できます。「実務での使用頻度の目安」は、利用場面によって異なるため参考としてご覧ください。

No. 手法名 実務での使用頻度の目安
1 分散分析:一元配置 ★★★
2 分散分析:繰り返しのある2元配置 ★★
3 分散分析:繰り返しのない2元配置 ★★
4 相関 ★★★
5 共分散 ★
6 基本統計量 ★★★
7 指数平滑 ★
8 F検定:2標本を使った分散の検定 ★★★
9 フーリエ解析 ★
10 ヒストグラム ★★★
11 移動平均 ★
12 乱数発生 ★
13 順位と百分位数 ★
14 回帰分析 ★★★
15 サンプリング ★★
16 t検定:一対の標本による平均の検定 ★★★
17 t検定:等分散を仮定した2標本による検定 ★★★
18 t検定:分散が等しくないと仮定した2標本による検定 ★★★
19 z検定:2標本による平均の検定 ★

初めて使う方は、基本統計量・ヒストグラム・t検定などから試すと理解しやすいです。

Excelへの導入方法

以下の3ステップで分析ツールを有効化します。画面表示はExcelのバージョンによって多少異なる場合があります。

① Excelの「オプション」を開く

Excelを開き、「ファイル」→「オプション」を選択します。環境によっては「ファイル」→「その他」→「オプション」と表示されます。

Excelのファイルメニューからオプションを開く画面

② 「アドイン」を選択し「分析ツール」を有効化する

・左側メニューから「アドイン」を選択します。

・画面下部の「管理:Excel アドイン」を確認し、「設定」をクリックします。

・「分析ツール」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

Excelアドインの分析ツールを有効化する画面

③ 分析ツールが追加されたか確認する

・Excelの「データ」タブを開きます。

・「データ分析」が表示されていれば設定完了です。クリックすると、利用できる分析手法の一覧を確認できます。

Excelのデータタブにデータ分析が表示された画面

最後に

Excelの「データ」タブに「データ分析」が表示されれば設定完了です。まずは基本統計量やヒストグラム、t検定など、目的に合った機能から試してみてください。

Excelだけでなく、ブラウザ上で統計解析を試したい方は、無料統計解析ソフト Stat Lab Analytics(StatLA)も利用できます。

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